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吉野家 in New York
〜牛丼、マンハッタンに渡る〜

<<前回までのあらすじ>>

吉野家がニューヨーク(以下NY)にやって来る...!!

その知らせを知ったのは、去年の12月の事でした。

NYを襲ったテロによる恐怖と絶望から、 少しづつだけど市民が立ち直ろうとしつつあった頃。 事実、マンハッタンは誰もが待ちこがれる一大イベント、 クリスマスへの準備で、活気を取り戻しつつありました。

筆者は、2年半前の1999年9月末にアメリカにやって来ました。 NYに住んでるわけではないですが、 マンハッタンから電車で1時間のところに住んでいます。

慣れない海外生活ながらも、周りの方々の助けのおかげでなんとかやってましたが、 1ヵ月も絶たないうちに、あるものが足りない、 それも超深刻に足りない事に気づきました。

牛丼です。

いや、正確に言えば、牛丼そのものは存在していました。

ゴハンの上に焼いた肉を乗せただけの、「牛丼」...。
タレはおぞましい「TERIYAKI」ソース...。(注:照り焼きとは無関係です(涙))

違う!違う!違うの!

牛丼はやっぱり...

吉野家でなくちゃ(悲哀)...

あの、柔らかくも香ばしい牛肉と、100年の歴史が生み出した秘伝のタレが 織りなす、絶妙のハーモニー。 やはり、土地は変わっても筆者は日本人なのです。

牛丼がなくて、生きていけるか、ヴォケ!!
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<<注>>

「よし野家」の「よし」は、本来「土」の下に「口」です。
しかし、不幸にしてそのような漢字は筆者のポンコツ辞書には登録されていないため、 ここでは苦渋の選択として「吉野家」と書かせていただきます。
気分を害された同志の方々には、謹んでお詫び申しあげます。

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